江戸時代の暮らし
館長あいさつ
この展示を見ていただきありがとうございます。この展示では見てくださる方が「そうだったんだ!!」と驚くようなものをたくさんならべています。是非、最後まで見て行ってください。
展示の趣旨
この展示のテーマは「江戸時代の暮らし」です。江戸時代の人がどんな生活を送っていたのか、当時の様子がよくわかる行事など興味深い資料を厳選しました。ここではその絵から読み取れることを詳しく解説していき見てくださる方の知識をより深めていきます。
江戸時代の暮らし
- 東海道五拾三次之内 濱松 冬枯ノ図
歌川広重,Utagawa Hiroshige
現在の静岡県浜松市中区にあたる。街道脇の大きな杉の木の根元で、焚火をしながら暖をとる旅人たち。焚火から立ちのぼる煙が黒から白へ変化している様子も良く捉えている。刈入れの終わった田んぼに立て札の立つ松林があるが、これは「颯々松」と呼ばれた旧跡で、その昔、将軍足利義教が松の下で酒宴を催した際に「浜松の音はざざんざ」と謡ったことで有名になったという。右奥に見えるのが浜松の宿場で浜松城の天守閣も見える。
館長からの一言
江戸時代の建物ひとつない平原や田んぼ、奥に見えるお城など当時の様子を繊細に描いている。また、手前の人は焚き火で暖をとっていることから冬の真っ只中だと分かる。
- 山王祭
山王権現(ごんげん)の祭。代表的なのは東京都千代田区に鎮座する日枝(ひえ)神社の祭礼
館長からの一言
現代に比べ江戸時代は祭りがとても需要の高い物であったと言うことが観衆の多さから分かる。また、当時から祭りの規模はとても大きく現代にも引けを取らない楽器の数になっている。
- 節分
立春の前日、悪鬼や疫病を払う季節行事。一家揃って家じゅうに豆をまく。
館長からの一言
江戸時代は現代と違ってこのような特別な日の重要性が高いため、江戸中ほとんどの家が行なっていたと考えられる。また、鬼に向かってではなく、家の中にまくという現代とは違う点もある。
- 名所江戸百景・日本橋雪晴
歌川広重筆,By Utagawa Hiroshige (1797–1858),東京国立博物館,Tokyo National Museum
<p>『名所江戸百景』は、広重最大の名所揃物です。広重の晩年安政3年(1856)に制作がはじまり、没後に追加された二代広重の作品を含めて119枚の揃いとして完結しました。描かれているのは雪の朝の日本橋。日本橋越しに江戸城と富士山を望む江戸の象徴的な景色です。</p>
館長からの一言
この絵からは昔は主に船が大きなものの運搬を担っていたと考えられる。また、大きく描かれていることから昔の人から見ても富士山は大きいものだったとうかがえる。
今回の僕の展示を見てくださりありがとうございました。この展示をきっかけに江戸時代の暮らしにすこしでも興味関心を持っていただける方が増えるといいなと思います。

