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葡萄

ブドウ科の蔓性落葉植物。果実は生食のほかワインの原料となる。

ブドウ科に属する蔓性の落葉性植物。巻きひげがあり、他物に絡みつく。葉は単葉で互生し、分裂するものも多い。5~6月に小花を多数房状につける。花弁は緑色でその上部が融合し、開花すると帽子が脱げるように脱落。8~10月に熟す。果実は液果で、大きさや形、果皮の色は品種によりさまざま。生食のほか、ワインの原料とする。主要な種が50以上あり、主分布は中央アジア、東アジア、北アメリカ。日本にもヤマブドウ、エビヅル、サンカクヅルなどの野生種がある。葡萄はかつて、オオエビカツラ、エビカツラ、エビなどと呼ばれた。 

栽培の歴史は古く、紀元前15世紀頃のエジプト壁画に収穫とワイン製造の様子が描かれている。日本には中国を経て欧州種が伝わり、元和年間(1615~1624)初めに日本独自の棚造り法が確立され栽培が広まる。江戸時代中期には甲斐国(現在の山梨県)の甲州葡萄が江戸で知られていた。明治期に品種改良が進み、ワイン造りも本格化する。 

西洋で葡萄は豊穣の象徴であり、ギリシア神話の酒の神ディオニソス(ローマ神話ではバッカス)信仰もあり聖なる果実とされる。キリスト教でワインはイエス・キリストの血を表す。葉や蔓、実をモチーフにした葡萄唐草の文様は、古代アッシリア(現在のイラク北部を占める地域)が発祥とされ、ギリシア、ローマ、ペルシアからシルクロードを経由して東洋へ伝播。日本では異国的な文様として用いられた。

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  • 葡萄畑とワイナリーに囲まれた図書館。地域の基幹産業である「ぶどうとワイン」の資料収集を行っており、毎年10月~11月に「ぶどうとワインの資料展」を開催している。

  • 山梨県峡東地域(山梨市、笛吹市、甲州市)の「葡萄畑が織りなす風景」は、文化庁により「日本遺産」に認定されている。

  • 農林水産省公式Webマガジン。2020年6月号から週刊化された。「ふるさと給食自慢」や「達人レシピ」などの連載を載せている。

  • 「栄養と料理」(女子栄養大学出版部)をデジタル化し公開。フリーキーワードからレシピ等が検索できる。

  • 国立科学博物館附属自然教育園内に生息している生物の種名や写真を調べることができる。

  • 国立科学博物館筑波実験植物園内の植物を検索することができる。研究者ノートなど専門的な解説もあり。

参考文献

  1. 柏書房
  2. 木村陽二郎 監修,植物文化研究会, 雅麗 編,柏書房
  3. 仲田道弘 著,山梨日日新聞社
  4. 麻井宇介 著,日本経済評論社