解説
ヒョウタン形の瓶で、透明地に白、淡緑色、濃淡2色の茶色を重ね、エッチングで葡萄の房を彫刻している。葡萄の実の3ヵ所にカボションが載せられていて、各々グラヴュールで研磨仕上げがなされている。蔓の形状にデザインされた取手は、アプリカシオンでガラスが熱いうちに熔着されたもの。栓は透明地に茶色を被せた2層被せガラス製。エミール・ルーベ大統領からロシア皇帝に献上されたガレ作品12点の内に、これと同形作が含まれている。1902年5月24日付『イリュストラシオン』誌に掲載された図版では、栓がない状態の瓶が確認できる。(『名作選』 2007)
収録されているデータベース
ポーラ美術館コレクション
ポーラ美術館は、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。
最終更新日
2023/03/28