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Rakugo in Tokyo: From Meiji through Taisho

明治から大正にかけての東京落語の変遷

 落語は江戸時代から現代にいたるまで伝承されている日本の代表的な大衆芸能です。もともとは江戸(東京)、大阪などの大都市の住民が身近な寄席で聞くことによって成り立っていた芸能ですが、明治維新、関東大震災、戦災などの大きな社会変動に加えて、出版(新聞・雑誌・書籍)、レコード、放送(ラジオ・テレビ)、映画(活動写真)などの新しいメディアの登場によって落語は芸の本質という面からも享受の形態という面からもさまざな変貌を遂げ、現在の全国民的な大衆演芸としての地位を獲得するにいたっています。

 このような落語の変貌は、一口で言えば、限られた都市の住民が享受する芸能から、新しいメディアによって「いつでも、どこでも、誰でも」聞ける大衆演芸に変貌した歴史ということもできるでしょう。この特集では、こうした社会変動やメディアとの交渉によって、明治時代から大正時代にかけての東京落語がどのように変わっていったのかを、ジャパンサーチのさまざなな資料とともに紹介します。


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