ジャンヌ・春(「マネ、30点のオリジナル・エッチング集」より) Jeanne, Spring (Portfolio of 30 Original Etchings by Édouard Manet)じゃんぬ・はる(「まね、30てんのおりじなる・えっちんぐしゅう」より)
解説
本作は1882年、マネの生涯最後となるサロンへ出品されたうちの1点である《春(ジャンヌ)》(J.ポール・ゲッティ美術館蔵)に由来している。原作は、親友アントナン・プルーストから発注されたもので、当初は四季になぞらえた4点の作品を制作する計画であった。同作以外に《秋(メリー・ローランの肖像)》(ナント美術館蔵)と題した作品が残っている。モデルは女優のジャンヌ・ドマシー。マネは同作の制作にあたり新たに帽子を購入し、モデルにプレゼントしたという。晩年のマネは病を発症し、療養でパリを離れることも多かったが、見舞いに来る女性をモデルに筆をとるなど、美しいもの、新しいものへの関心は最期まで衰えることはなかった。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09