解説
広口で、胴が張り出し、短い注口が付いた水注。この形の水注は、典型的な唐三彩より時代の下った時期、8世紀後半の作と考えられる。しかし素地、釉は唐三彩と同じであり、生産地も河南省鞏義窯と考えられる。唐三彩は8世紀前半でその生産を終えるが、その後実用器としての三彩の製作がおこなわれたとされている。この水注が明器なのか、実用の器なのかは検討の余地がある。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09