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解説

マルセル・デュシャンの代表作で、後に「大ガラス」として知られる《彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも》(フィラデルフィア美術館蔵)を撮影したもの。同作は長らくデュシャンのアトリエに放置され、埃をかぶった状態であった。作家の意図とは裏腹に創り上げられたという偶然性が、マン・レイに強い霊感を与えたのだろう。自伝によれば、それは「鳥瞰の視点から見た奇妙な風景のようだった」といい、作品に施された装飾によって、埃に凹凸が生まれ、まるで地上絵のような不可思議な光景が広がっている。

メタデータ

収録されているデータベース

東京富士美術館収蔵品データベース

日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。

2026/01/09