宵祭当勢姿 鉄棒引たの Portrait of the Time in the Eve of Festival: Nightwatch Tanoよいまつりとうせいすがた かなぼうひきたの
解説
「宵祭」とは祭日の前夜に行う小祭のこと。また「鉄棒引」とは金棒引(かなぼうひき)ともいい、鉄棒を鳴らして警固・夜番にあたる人のことをいう。この女性が手に持つのがその際の鉄棒であろう。肩からは祭りにちなんだしめ縄飾りが下げられている。そして女性はひと仕事終えた後であろうか、首元の汗を拭っている。本図は三代豊国(国貞)の最晩年の77歳の作。この年、喜寿を迎えた三代豊国が新たに用いた「喜翁豊国画」の画号が記されている。画号の枠には初代歌川豊国が使っていた「年玉印」を応用した「年玉囲み」が用いられる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/04/29