解説
六曲一隻屏風に墨画淡彩で二羽の鶴を描く。鶴の周囲を外隈が施され、その白い身体が強調され、さらに頭部に用いられた朱がアクセントとなり効果的である。鶴の表現や、速筆で描かれた画面を突き抜ける大きな松、没骨で描かれた下草類などに蕭白の水墨技術が看取される。画面左に後補があり、引手跡も確認できることから、襖が屏風形式に改装されたことがわかる。作風、落款、印章などから20代末から30代前半頃の制作と考えられる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09