解説
アポリネールやピカソとの出会いを通じて相次ぐ20世紀の絵画革新の波を体験したローランサンであったが、その作風は甘美で、繊細で、叙情的な彼女独自の世界を創りあげている。真珠の首飾りが描かれるようになるのは1929年以降のことで、バラの花を持つポーズもお馴染のもの。ローランサンの晩年は、からだも未成熟な美少女をアトリエに侍らせ、薄い布をまとわせて絵を描く日々であったという。詩人の言葉を借りれば、それは“女性的なるもの”による“人工楽園”であった。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09