解説
五稜郭は、1857年から7年かけて箱館(今の北海道函館市)にきずかれました。 江戸幕府は、約200年にわたり鎖国をしていましたが、アメリカのペリー艦隊来航の翌1854年、日米和親条約をむすび、箱館と下田(静岡県下田市)の2港を開きました。さらに、諸国とも同様の条約をむすんだため、箱館には外国船が頻繁に出入りするようになります。そこで、外国からの脅威にそなえるためにつくられたのが、五稜郭でした。 五稜郭は上から見ると星形をしています。5つの外に突きだした部分は稜堡とよばれるもので、稜保に大砲を置き、死角をつくらないよう設計されていました。設計したのは、洋学者の武田斐三郎で、フランスの築城書を参考にしたといわれます。現在も、オランダのブールタング要塞など、ヨーロッパには五稜郭のような城が数多く残されています。 また、城郭内には、かつてこの地を統治するために置かれていた箱館奉行所の建物も復元されています。近くにある五稜郭タワーは高さ107メートルで、展望台から五稜郭の全景をながめることができます。
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最終更新日
2026/03/25