解説
表紙に「芝居」とある。千歳座、新富座へ書いた「口演」、常磐津による浄瑠璃所作事『戻駕色相肩』や『魁源平躑躅』の番付語り、「忠臣蔵」「島鵆」ほか明治期に新富座の劇場前を飾った絵看板の下絵など。芝居の上演に際し、必要に応じて黙阿弥が自ら執筆し、描いたものを中心とした貼りこみ帳。役者の配置やその変更点の修正、狂言作者の氏名の配置など、細かな指摘が見られ、隅々に至るまで丁寧に監督の眼が行き届いていた様子、立作者としての仕事ぶりがわかる。
収録されているデータベース
文化遺産オンライン
国や地方の有形・無形の文化遺産に関する情報を公開することなどを目的とした文化遺産のポータルサイト。文化庁と国立情報学研究所が、共同で運営しています。
最終更新日
2026/06/02