解説
島女は黙阿弥の次女。柴田是真の門に入って修行し、是真の十哲に数えられる絵師となった。黙阿弥の画才の血を受けたのであろう。国立劇場が所蔵する12点の団扇絵には、釣鐘の一部をクローズアップした大胆な構図で渋みと意外性を見せるもの、季節感溢れる花々、生命の輝きを見せる鳥や魚の躍動感など、いずれも小さな団扇のなかに非凡な才が開花しており、勢いのある線描には黙阿弥の作風をも垣間見る。
収録されているデータベース
文化遺産オンライン
国や地方の有形・無形の文化遺産に関する情報を公開することなどを目的とした文化遺産のポータルサイト。文化庁と国立情報学研究所が、共同で運営しています。
最終更新日
2026/06/02