解説
昭和18年(1943)4月末日の河竹繁俊筆の箱書によれば、「先代(四世)清元延寿太夫より黙阿弥に贈」られ、「大正の震災にも不思議にも焼失を免れ」た英国製の八角時計。黙阿弥は四代目延寿太夫との関わりから『黒手組曲輪達引』(安政5年(1858))の「忍岡恋曲者」、『小袖曽我薊色縫』(安政6年(1859))の「梅柳中宵月」など、多くの作品で劇中の曲(地)に清元を用いた。
昭和18年(1943)4月末日の河竹繁俊筆の箱書によれば、「先代(四世)清元延寿太夫より黙阿弥に贈」られ、「大正の震災にも不思議にも焼失を免れ」た英国製の八角時計。黙阿弥は四代目延寿太夫との関わりから『黒手組曲輪達引』(安政5年(1858))の「忍岡恋曲者」、『小袖曽我薊色縫』(安政6年(1859))の「梅柳中宵月」など、多くの作品で劇中の曲(地)に清元を用いた。