解説
コローは、パリ近郊のフォンテーヌブローや父親が別荘を所有していたヴィル=ダヴレーなどで戸外写生を行い、ジャン=フランソワ・ミレーらバルビゾン派の画家たちや、バルビゾン派と印象派を結ぶ画家シャルル=フランソワ・ドービニーと交遊した。≪家路につく牛飼いの少女≫、≪森のなかの少女≫(1865‐1870年頃、ポーラ美術館蔵)など、牛の番をする少女を配した田園風景は、コローの初期作品からみられ、バルビゾン派の画家たちの作品ほど写実的ではなく、古典的な画面構成と銀灰色に煙ったやわらかな色彩により、詩的情緒の漂う画面となっている。(『モネと画家たちの旅』図録、2007)
収録されているデータベース
ポーラ美術館コレクション
ポーラ美術館は、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。
最終更新日
2023/03/28