解説
アブラナ科ルナリア(和名: 銀銭草、大判草)の実をデザイン化した鉄製金具に、黄色いオパール色のガラスのほやを装着している。ルナリアの果実は扁平な楕円形のさやのなかにいくつかの種が入った形状でドライフラワーにすると銀色の光沢を帯びた上品なベージュ色となる。このランプの金具は、そうした特徴を忠実に写している。おそらくドームの協力者だったルイ・マジョレルが手がけたデザインであろう。一方、ドームが製造したガラスのほやは、ルナリアの花とはまったく関係のない抽象化した花のイメージをとどめるに過ぎない。(『名作選』 2007)
収録されているデータベース
ポーラ美術館コレクション
ポーラ美術館は、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。
最終更新日
2023/03/28