古事記・日本書紀 / 国立国会図書館デジタルコレクション
古事記・日本書紀
日本の神話や歴史を伝える書物で、奈良時代に編纂された。
『古事記』は、現存する最古の歴史書と言われる。天武天皇13年(684)ごろ、天武天皇が編纂を発起したのが始まり。稗田阿礼(ひえだのあれ)が天武天皇の勅により誦習した『帝紀(ていき)』『旧辞(きゅうじ)』などを太安万侶(おおのやすまろ)が筆録する形で編纂、和銅5年(712)、安万侶より元明天皇に撰進された。
序文と上・中・下巻からなり、天地の始まりから33代・推古天皇までを記す。体裁は編年体を基本とした紀伝体で、表記は漢文を基にした和文体である。
一方、『日本書紀』は養老4年(720)、元正天皇に撰進された歴史書で、全30巻、系図1巻から成る。東アジア世界の共通語であった漢文による編年体の体裁を取り、天地開闢から41代・持統天皇の治世までを記録する。編纂の始まりは天武天皇10年(681)、「帝紀及上古諸事」編纂の詔勅を川島皇子ら7人の皇親と中臣大嶋ら7人の官人に下したことによる。以後40年にわたり編纂が続けられ、舎人親王らによって完成された。
両書の体裁は大きく重なるが、これは、『古事記』を天皇家の私史とし、『日本書紀』を海外(中国)を意識した正史とする編纂方針だったためとの説がある。両書は「記紀」と称され、神話と歴史を伝える貴重な史料となっている。
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