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漆器

縄文時代から利用された、日本を代表する工芸品。ヨーロッパではjapanと表す。

漆で塗装や接着をし、実用かつ装飾的に仕立てられた器具や道具。広くアジア地域でつくられるが、とりわけ近世に日本の漆器が西欧に輸出されて愛されたことから、ヨーロッパでは漆器を「japan」と表し、日本を代表する工芸品として考えられている。日本では、縄文時代から漆が利用されており、縄文時代の遺跡から土器に漆をほどこしたものが多数発見されている。中でも北海道の垣ノ島B遺跡で発掘された約9000年前の漆副葬品は、装飾品としては世界最古のものと考えられている。用明天皇2年(587)に漆部造兄(ぬりべのみやつこあに)が物部守屋(もののべのもりや)の使で蘇我馬子(そがのうまこ)のもとへ行ったとの記述が『日本書紀』にあることから、この時代には、すでに漆器の製作者集団である漆部とその管理者がいたことを見て取ることができる。

素地には竹や紙、布など多様な素材が使われるが、多くは木材が利用される。漆を施したものに加飾されることも多く、金、銀、錫などの金属粉などで模様や絵を描く蒔絵(まきえ)、貝の真珠質を文様に切り、貼ったり嵌めたりする螺鈿(らでん)などさまざまな技法が見られ、美術的価値も高い。

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  • 国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館です。国内外の資料・情報を広く収集・保存して、知識・文化の基盤となり、国会の活動を補佐するとともに、行政・司法及び国民に図書館サービスを提供しています。                                             

  • 日本と東洋の文化財を守り伝える中心拠点としての役割を担う我が国の総合的な博物館です。

  • 日本の歴史と文化について総合的に研究・展示する歴史民俗博物館/大学共同利用機関法人人間文化研究機構を構成する6機関のひとつ

  • 平安時代から江戸時代の京都文化を中心とした文化財を取り扱う地域に根ざした博物館です。

  • 仏教美術及び奈良を中心として守り伝えられてきた文化財を取り扱う博物館です。

  • 石川県輪島市にある、漆芸専門の美術館。様々な漆器が常時展示されている。

  • 茶人中村栄俊氏が収集した美術品を中心とした所蔵品を持つ。年4~6回の展覧会あり。

  • 主に漆工品を中心にしたカザールコレクションを持つ。本館陳列室ではコレクション展が随時開催されている。

ジャパンサーチの外で調べる

  • 国立文化財機構の4つの国立博物館 (東京国立博物館、京都国立博物館、 奈良国立博物館、九州国立博物館)と研究所(奈良文化財研究所)が 所蔵する国宝・重要文化財の高精細画像をみられる。

  • 日本の伝統工芸作品を紹介するサイト。漆芸の技法や産地、種類などを解説している。

  • 日本工芸会は、重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家、技術者等で組織する団体。漆芸分野で人間国宝に指定された作家と作品を紹介している。

  • 青森県の津軽塗や和歌山県の紀州漆器など、全国各地の漆器を見ることができる。それぞれの特徴、作業風景、作り方など各地の漆器の魅力を伝えている。

  • 各地の漆器の紹介、手入れの仕方などのほか、漆自体の歴史や特徴も併せて載せている。

参考文献

  1. 四柳嘉章 著,岩波書店
  2. 山本勝巳 著,丸善