教科書にも載っている!日本の古代建築について
日本の古代に造られた代表的な建造物を集めました
皆さんこんにちは。館長です。本日はお越しいただき誠にありがとうございます。この展示では縄文時代から奈良時代までの特徴的な建築物についてまとめました。題して「教科書にも載っている!日本の古代建築について」。古代建築と聞くと、なんだか難しそうですが、大丈夫です。展示には教科書に載っている建物ばかりです。なので、より身近に古代建築について学ぶことができます。それではごゆっくり!!
先述の通りこの展示では古代の特徴的な建造物を集めました。展示品は教科書にも載っているようなものばかりです。主に建物の由来や使いやすさについて述べられています。
竪穴式住居
- 続縄文時代の竪穴住居模型
擦文時代の竪穴住居の構造を復元した模型。ところ遺跡の森(ST-08遺跡)の6号竪穴の発掘調査に基づいて製作されている。この竪穴住居は続縄文時代前半期のものと考えられ、竪穴の掘り込みに突出部が設けられた、この時期に特徴的な形態となっている。突出部を除いた竪穴の広さは7.7m×6.2mで、炉跡が1箇所見つかった。また、床面から確認された柱穴跡を元に、4本の柱で屋根を支える構造として復元している。
竪穴式住居とは地面を掘り下げて床とし、そこへ支柱を立てて骨組みを組み、藁などを使い屋根にした住居のことです。この建物は地面を掘り下げて作られているため、外の気温の影響を受けにくい上、柱が地面に埋まっているため風などで倒れにくいという利点があります。なので、縄文時代から平安時代までの長い期間使われていました。しかし、暗くて狭く、雨水が流れこも湿気が高くなるなど、多くの欠点もありました。
法隆寺五重塔
- 法隆寺五重塔模型
東京国立博物館
法隆寺は世界最古の木造建築として有名ですが、本日の展示では五重塔に着目してみようと思います。法隆寺五重塔は中央に心柱という大きな柱があり建物自体とは繋がっていません。そのため建物を支えていないのです。では、地震が起こると倒れてしまうのではないかと思うかもしれませんが、実は違います。建物自体がすごく重いため、慣性力が働きクネクネと横へ揺れます。いわゆる衝撃吸収です。しかし、流石に横揺れしすぎると壊れてしまうため付けられたのが心柱であるわけです。この技術は東京スカイツリーにも使われています。
正倉院
正倉院とは聖武天皇の遺品を保管するために作られた建物です。天皇の遺品を保管する建物ですから、さまざまな工夫がなされていました。まず、高床式にすることで、湿気を防ぎました。そして、校倉づくりという三角形の木材を組み合わせたいわゆるログハウスのような構造で中身を外から遮断しました。仕組みは、湿気が強くなると(夏になると)木材が膨張するため完全に塞がれて湿気から内部を守ることができ、湿気が弱くなると(冬になると)木材が収縮しちょうど良い環境にすることができました。
みなさまいかがだったでしょうか。このように先人の知恵には驚くべきことがいっぱいあります。まさに「温故知新」ですね。今回は教科書にも載っているような代表的なものを並べましたがこの他にも素敵な建築はいっぱいあります。なのでぜひ興味を持って調べてみてください。それじゃ!!またね
関連イベントのお知らせ
古都奈良のお寺めぐりツアー 法隆寺五重塔の観察にぜひ!!
正倉院の宝物展示会 正倉院に興味を持った方はぜひ!!

