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GIF IT UP 2020について

デジタルコンテンツ利活用の祭典「GIF IT UP 2020」に参加してみませんか?


GIF IT UPとは

GIF IT UP(公式サイトはhttps://gifitup.net/)は、EUのデジタル文化遺産のためのプラットフォームであるEuropeanaが、デジタルコンテンツの利活用促進を目的として、各国の統合ポータル(Digital Public Library of AmericaDigital NZTrove、DAG Museum)等と協力して、毎年開催しているイベントです。

ジャパンサーチは、今年はじめてGIF IT UPに日本の統合ポータルとして協力することになりました。

本イベントに関心のある人は、誰でも無料で参加できます。各国の統合ポータルが提供したデジタル画像を素材にGIFアニメーション作品を作成して応募すると、外部審査員や参加者投票により審査が行われ、入賞作品が決まります(入賞作品には賞品あり)。今年の作品応募期間は、10月1日から31日までです。


参加ルール

公式サイトの「参加ルール」をご覧ください。以下は、公式サイトの「参加ルール」の参考訳です。


  • 応募は無料です。応募は応募フォームから行ってください。
  • 参加者は、一人当たり3点までGIFアニメーション作品を応募できます。
  • 作品は、各国の統合ポータルが素材として提供した画像を1つ以上用いて作成してください。これ以外の画像のみ用いた作品は、審査対象になりません。
  • 応募の際に、素材に使った画像のURLを入力する必要があります(例:http://www.europeana.eu/portal/record/90402/SK_A_3089.html)。各国の統合ポータルのURLを入力していない場合は、審査対象になりません。
  • 作品に用いる画像や素材は、全て、無料で二次可能なものでなければなりません。(例えば、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのうち「改変禁止(ND:NoDerivatives)」を含まないライセンス、パブリック・ドメイン、“No known Copyright”(著作権者不明)、オープンなライセンスなどが当てはまります。)
  • パブリック・ドメインの素材を使って作成した作品をGIF IT UPに応募した場合、その作品はCC-BY 4.0の扱いになります。ただし、素材に「継承(SA:ShareAlike)」を含むライセンスが付与されていた場合は、その素材と同じライセンスが適用されます。
  • 作品のファイルサイズは2MB以下、横幅は540pixel以下でなければなりません。
  • 応募作品は外部の審査員によって審査され、入賞作品が決定されます。決定に異議を申し立てることはできません。
  • 主催者は、第三者の知的財産権を侵害する作品、他者を不快にさせたり、わいせつな言葉や画像を含む作品、個人のプライバシーを侵害する作品、他者の権利を侵害するような作品を失格とする権利を有します。
  • 素材を提供している各国の統合ポータル及び審査員は、プロモーションのために、応募作品をGIF IT UPウェブサイトや各ポータル・審査員のウェブサイトやSNS等に投稿することができるものとします。
  • 最後に、参加者の皆さまがGIFを用いて作品を作るに当たっては、視覚障害者へのご配慮をお願いします。アニメーションの速度を遅くしたり、応募登録時に文脈の分かる記述情報を追加したりすることをご検討ください。

  • GIFアニメーションの作り方

     GIFとは、いわゆる「パラパラマンガ」のように、静止画をつなぎ合わせてアニメーションを作成できる画像ファイルフォーマットです。拡張子は「.gif」です。画像編集ソフトで作成できるほか、ウェブ上でもGIFアニメーションを作成できる無料ツールが多数公開されています。

     以下では、最もシンプルなGIFアニメーションの作り方をご紹介します。

    (1) まずは素材を選びましょう。

    作品に用いる画像は、GIF IT UPの「Selected Collections – Get Inspired!」のページで探すことができます。主題、所蔵館名等を手掛かりに、好みの作品を探してみてください。ジャパンサーチからは次の5つのコレクションを提供しています。

    著作権的に問題のない画像であるかどうか、確認してください。ライセンスがCC0、PDM、CC BY、CC BY-SAのいずれかであれば問題ありません。

    今回は、ジャパンサーチの「妖怪絵」コレクションから、小川芋銭の「烏貝から生れるカッパ(https://jpsearch.go.jp/item/apmoa_mapps-10534)」(愛知県美術館所蔵)を選びました。ライセンスは「PDM」です。

    烏貝から生れるカッパ
    愛知県美術館所蔵

    (2) 素材が決まったら、画像をダウンロードします。

    「収録データべースで開く」ボタンを押すと、ジャパンサーチと連携している愛知県美術館の「愛知県美術館コレクション検索」のページに飛ぶので、ここで画像をダウンロードします。

    (3) 画像編集ソフト等を使って、画像を編集します。

    今回はお手軽な「ペイント」を使いました。画像サイズを、規定サイズに合わせて、横幅500pixelくらいに変更します。さらに、元の画像を複製し、貝の絵をコピー&ペーストして、アニメーションの元となる画像を作ります。

    (編集した画像)
    元の画像で、左側にある閉じた烏貝を、右側にコピー&ペーストしてみました。

    (4) 編集した画像を、GIF作成ツールでつなぎ合わせます。

    今回は、無料のGIF作成サイトで作成しました。(この作業は、画像処理ソフトや、新しいバージョンのPowerPointでも行うことができます。)

    基本的には、画像をアップロードし、画像の順番、コマ送りの秒数、ループの有無を設定し、GIFファイルとしてエクスポートする仕組みになっています。アップロードできる画像のファイル形式やファイルサイズ、枚数などは、ツールやサイトによって異なります。また、ツールやサイトによっては、透過画像を重ね合わせたり、画像サイズを指定・統一したりすることができるものもあります。

    今回は、2コマだけなので、(編集した画像)→(元の画像)の順番で、1秒間隔、ループありで作成しました。

    (5) GIFアニメーションの完成です。

    GIFアニメーションは、ウェブサイト上や、Twitter等のアプリ上で表示された際に動くものなので、利用している端末で表示した際には動画表示されないことがあります。ブラウザで表示するなどして動きを確認してください。

    素敵な作品ができたら、ぜひGIF IT UPの応募ページから応募してみてください

    (もっと素敵な作品作りのヒント)

    今回は2コマだけの簡単なアニメーションですが、工夫すれば、雪や桜吹雪を降らせたり、色を変えたり、連続写真や動画からGIFアニメーションを作ったりするなど、幅広い表現が可能です。次のページ(英語)も参考にしてください。

    尾州半田新川端(川瀬巴水)
    東京富士美術館収蔵品データベースの「尾州半田新川端」(https://jpsearch.go.jp/item/tfam_art_db-6841)をもとに作成。


    素材になる画像を探そう

    作品に用いる画像は、GIF IT UPの「Selected Collections – Get Inspired!」のページで探すことができます。ライセンスや、主題、所蔵館名等を手掛かりに、好みの作品を探してみてください。

    ジャパンサーチからは、次の5つのコレクションを提供しています。

    GIF IT UPを通して、世界中のデジタルコンテンツが発見・活用されることが期待されています。

    多くの方のご参加をお待ちしています!

    GIF IT UP 2020 結果発表

    (2020年12月10日追記)

    GIF IT UP 2020の入賞作品が発表されました。詳細は以下のニュース記事をご覧ください。