解説
3匹の仔犬が愛らしい表情を見せながら佇んでいる。画面左側に何か興味をそそるものがあったのだろう、2匹は左に視線を送っており、その心の動きをも感じ取ることができる。明和8年(1771)頃には《写生図巻》を制作し、小動物を複数の角度から写生して残している。「狗子図」では天明4年(1784)に手がけた《朝顔狗子図杉戸絵》が代表的であるが、本作はその後、人気を博した応挙の狗子図の派生作品の一つといえる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09