刀 銘 備前国住長船勝光/永正十二年二月吉日 Katana: Signed ‘Bizen-no-Kuni Ju Osafune Katsumitsu’ / ‘Eisho Juni-nen Ni-gatsu Kichijitsu’ (February 1515)かたな めい びぜんのくにじゅうおさふねかつみつ/えいしょうじゅうにねんにがつきちじつ
解説
本作は、庵棟(いおりむね)、身幅(みはば)と重(かさ)ねは尋常、反り頃合い、中鋒(ちゅうきっさき)で、腰反(こしぞ)り、茎(なかご)は寸詰まりの典型的な末古刀(すえことう)姿を示しており、鍛えは、杢目(もくめ)肌が詰み、処々板目(いため)肌が流れ、刃文は直刃調、刃縁(はべり)締まりごころで小沸(こにえ)つき、ところどころほつれて、鎺元(はばきもと)にしたがいわずかに小さく乱れる。帽子は直ぐに先尖(さきとが)りごころに小丸(こまる)。彫刻は表裏とも丸止めの棒樋(ぼうひ)、加えて添樋(そえび)がある。茎(なかご)には、表裏に作者と年紀銘がある。俗銘は切られていないが、次郎左衛門尉勝光の入念(にゅうねん)作である。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09