三代目中村松江の女房おとく、三代目中村歌右衛門の吃の又平 The Actors Nakamura Matsue III as the Wife Otoku and Nakamura Utaemon III as Matabei the Stutterer
解説
「傾城反魂香」の一場面。絵師土佐光信の弟子、又平は生まれつき口が不自由だった。ある日女房のお徳とともに、光信の館に来て、土佐の苗字を名乗る事を願い出る。しかし口が不自由なことを理由に許されない。絶望した又平はこの世の名残にと手水鉢に自画像を描いたところ、絵が手水鉢の裏側まで透けて見えるという奇跡を起こした。これを見た光信は又平の筆力を認め、土佐光起の名を与えるとともに免許皆伝を授けた。本図には手水鉢の絵が透けて驚く又平夫婦が描かれる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09