二代目嵐来芝の平作と四代目嵐小六のおよね、二代目嵐橘三郎の呉服屋十兵衛 The Actors Arashi Raishi II as Heisaku, Arashi Koroku IV as Oyone and Arashi Kitsusaburo II as Gofukuya Jyubei
解説
「伊賀越道中双六」の沼津の場面。呉服屋の十兵衛は、義理と人情から、上杉家の家老和田行家を誅殺した澤井股五郎を、九州の相良まで落とす手引きの役目を引き受ける。股五郎の後を追って沼津までやって来た十兵衛は、峠で年老いた貧しい荷物持ち平作と知り合い、彼の家に泊まることになる。そこで十兵衛は、平作が昔分かれた父であり、その娘お米が妹であることに気づく。しかもお米は股五郎を仇討ちの為に追う和田行家の子、志津馬の許嫁であった。出立の朝、十兵衛は寺に石塔を寄進するためとして30両を包んで渡す。このあと平作は十兵衛が実子であり、しかも股五郎の行方を知る人物であると知り、後を追う。親子と知りながら、それを名乗ることが出来ない息子の苦しい胸中が伺える。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09