解説
主題の「南泉斬猫」は、禅宗の有名な問答を描いたもの。中国唐代の禅僧・南泉普願の門弟たちが猫の仏性(仏の種)で論議対立していたとき、南泉は猫を斬って対立の根を絶つことを教えたが、高弟の趙州に同じく問うと、趙州は草履を頭上にのせて出て行ったので、南泉が「趙州がいたら猫は殺されずにすんだ」と悔やんだ、との故事による。左下に施された落款と印章の欠損の具合から蕭白30歳代前半頃の作と知れる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09