解説
蝦蟇仙人は中国の仙人葛玄あるいは劉海蟾をさす。3本足の蝦蟇(ヒキガエル)を操るとされる。仙人はお腹の着衣の中に蝦蟇を抱え、西王母と蝦蟇との逸話にちなみ仙桃を想起させる桃の枝を手にしている。蝦蟇仙人は鉄枴仙人との対で描かれることが多いが、本作もそうした対幅のうちの一幅と考えるのも面白い。いずれにしても「曾我暉雄」「蕭白」「鸞山」印とその状態からして30代前半頃の比較的早い時期の作と考えられる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09