解説
剣を持つ鍾馗を、変化に富んだ墨色を駆使してユーモラスに描く。鍾馗は、邪鬼を払う中国の門神で、我が国でも早くからその信仰が広まった。鍾馗の表情に蕭白独自の人物表現が見てとれる。蕭白の鍾馗図は、蠟燭をさした梅の枝を捧げ持つ鬼と鍾馗を描いた図様の四日市市立博物館本や鬼を抱き抱えた図様のボストン美術館本などが知られている。左上に「鬼神斎曾我蕭白図」の落款と「蛇足軒蕭白」の白文方印の印章が施されている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09