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解説

「クリシェ・ヴェール」は、マン・レイが1917年、ニューヨーク時代に発案した技法で、ガラス板にエッチング針で線を描き、それを光に当て感光紙に焼き付けるというもの。本作は何かにもたれかかるような体勢をした女性の顔と腕を描いている。この技法は直接ガラス板に傷をつけるため、線の描き直しが効かず、正確な描写力が求められる一方、写真の現像の技術も必要であり、まさにその双方を心得たマン・レイならではの技法ともいえる。

メタデータ

収録されているデータベース

東京富士美術館収蔵品データベース

日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。

2026/04/29