オランピア(「マネ、30点のオリジナル・エッチング集」より) Olympia (Portfolio of 30 Original Etchings by Édouard Manet)おらんぴあ(「まね、30てんのおりじなる・えっちんぐしゅう」より)
解説
本作は、マネの代表作《オランピア》(オルセー美術館蔵)を版刻したもので、No.23も同様である。ベッドに横たわる娼婦に花を届ける黒人の従者と黒猫の描かれたこの絵画は1865年のサロンに入選したものの、「ヤクザな小娘」「可愛げのない体」など、これまでに味わったことのない批難を浴びることとなった。あまりの批判の激しさに危険の感じた運営側は2人の守衛をつけたほどであった。No.22はNo.23に比べ、大きさがあるもの、タッチの線が強く原作のイメージと少し距離がある。No.23は小ぶりだが、娼婦の体とベッド、背景の色との階調が繊細に処理され、原作の雰囲気を伝える要素が多いといえる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09