解説
[第8回日展出品作]桜島は、昭和初期に洋画家梅原龍三郎が描いた作品に感銘し画題として以来、西山の主要なモティーフとなった。戦後描かれた桜島は赤を基調にした動的なものが多かったが、本作では打って変わり夕闇に包まれた静的な桜島を描いている。輝く満月を背に、紫紺に染まる山裾から頂へ向け、徐々に光を得て黄金色に浮かびあがる桜島の姿は、枠にとらわれない作者の不動の境地を物語るかのようである。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09