解説
双幅の右側に雉が飛ぶ桜花爛漫の春の野辺を描き、左側に紅葉舞い散る秋の景観とかなたに雁の群れを望む。木々の幹や岩の描写には、狩野派ならではの力強い筆致が見られ、画面にアクセントを与えている。また中景から遠景にかけては西洋の空気遠近法が取り入れられ、奥深くに広がる空間表現にも成功している。東京美術学校の指導教官として1期生を送り出した雅邦円熟期の作。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09