武蔵野図屏風(田家秋景) Folding Screen with Design of Musashino Plain (Autumn View of Countryside)むさしのずびょうぶ でんかしゅうけい
解説
武蔵野図は近世初期のやまと絵系諸画派に好まれた画題で、一般に風情あふれる武蔵野の原野を描いたものを指す。武蔵野は古く『万葉集』や『伊勢物語』にもその名が見え、見渡すかぎりの草叢が広がっていたと想像される。本図は江戸時代に同図が定型化していく前の段階にある作品である。月と秋草の図は古くは平安時代より愛好されたテーマの一つ。芒の群生の中に、朝顔、桔梗、野菊などの花が姿を見せ、右隻には釣屋、左隻には農家の屋根も見える。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09