解説
大雅30代頃の画。人物と家屋は繊細な筆致で、周りの山と樹木などは太い線を効果的に用いて描く。藍を主体に、代赭、黄、朱などを施し、清らかな趣のある作品。大雅様式の大きな特徴である色彩の濃淡が、画面全体を奥行きと広がりのある空間に仕上げ、高所に隠棲する超俗の仙客を描き、仙境を現出している。妻である玉欄の《辺溪閑遊図》とともに、 この双幅の掛軸は、大雅・玉欄夫妻が共同で制作した数少ない、大変に貴重な名品の一つ。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09