解説
牡丹は別名「富貴花」ともいい、画題にある「富貴」は牡丹のことを指す。椿山の描いた牡丹の代表作といえば、《玉堂富貴・遊蝶・藻魚図》の三幅対があるが、本作は同作に引けをとらないほどの大ぶりな赤・黄・白の3輪の牡丹が、椿山特有の没骨描法で端正なまでに描かれている。上には2羽の尾長鳥が戯れており、その周囲には木蓮と海棠が無数に咲き薫り、華やかさを演出している。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/04/29