解説
三幅対の体を成しているが、各々の関連性は薄く、おそらく中幅が描かれた後に左右の二幅が加えられたと思われる。中幅では嘉嶋浦(現在の愛媛県宇和島市周辺)や魚津浦(現在の富山県魚津市周辺)で発生した蜃気楼の模様が描かれ、上部には旭江と交友のあった皆川淇園の筆でその詳細な記事が認められている。蜃気楼によって、無数の人魂のような燈とともに巨大な岩山が海上に浮かび上がるという信じがたい光景が克明に描かれている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09