冨嶽三十六景 上総ノ海路 Thirty-six Views of Mount Fuji: Sea Route off Kazusa Provinceふがくさんじゅうろっけい かずさのかいろ
解説
上総は現在の千葉県中南部一帯を指す。この一帯は江戸時代、海運で大いに賑わっていたようだ。本図は、浦賀水道付近からの眺めと推測される。同型の2隻の船が精巧な描写で描かれているが、よく見ると側面に開いた窓からは乗客であろうか、3人の男たちが顔を覗かせているのが分かる。その男たちの顔の縮尺からすると、この船は10m近くあるとみられるが、実際は定かではない。富士は大きく弧を描いた帆の彼方に小さく配されている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09