解説
駿台は現在の文京区本郷に位置する神田駿河台のこと。神田界隈ではここだけが高台であったため、富士がよく見えたという。季節は新緑の時期であろうか、周囲に繁る木々や野に生えた草を3種の鮮やかな緑で表し、眼下に見える神田川の青とも見事に調和して、画面全体が爽やかにまとめ上げられている。荷を担ぐ行商人の姿、巡礼をする者、お供を連れた武家の姿、額に扇をかざす者など、画中に描かれた人物たちの動きもさまざまで面白い。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09