解説
陣笠は、戦国時代に足軽や雑兵が戦いの時、兜の代わりにかぶった笠のこと。薄鉄や革などで造り、漆を塗るのが一般的であり、江戸時代には黒漆に金で定紋を入れ、野外出行に際して将軍以下の家臣たちが用いた。本作は、二十四間の鉄錆地の薄鉄を七つの鋲で留めたもので、明珍派で江戸時代中期に生存したと思われる明珍宗紀(生没年不詳)が、戦国時代の陣笠の様式を忠実に模して作った作品である。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/04/29