黒漆塗張懸唐冠形兜 纓後立 Harikake Kabuto Helmet with Chinese-style Headdressくろうるしぬりはりかけとうかんむりなりかぶと えいうしろだて
解説
室町時代後期以降、兜に自分の好みが表現されるようになり、いろいろな形の変わり兜が生まれた。その中でも一番自然な形は、帽子や冠を模したものである。本作のような唐冠は、中国の冠を象ったもので安土・桃山時代に流行し、簡単な頭形兜の上に薄鉄、煉革、和紙の張懸けで作られている。背後の纓が立物としての効果を示し、耳のように左右に突き出ている。また簡略化された吹返には、違い隅切角紋が金で施されている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09