解説
クリムトが18歳の頃の作品。この頃のクリムトは、弟のエルンスト・クリムト、画家のフランツ・マッチュと共同で「芸術家商会」を営み、ウィーンのブルク劇場やヘルメスヴィラ、美術史美術館などの壁面や天井の絵画装飾を手がけていた。グリーン系の落ち着いた色調でまとめられた画面の中で、ひときわ目を引く少女の瞳の青と唇の赤、そして胸元を飾るネックレスの輝く白が印象に残る。若き日の小品ではあるが、後のクリムトの絵画を特色づける装飾性の萌芽を感じることができる貴重な作品。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09