東海道五拾三次之内 四日市 三重川 Fifty-three Stations on the Tokaido: Mie River near Yokkaichiとうかいどうごじゅうさんつぎのうち よっかいち みえがわ
解説
現在の三重県四日市市にあたる。三重川は現在の三滝川とみられ、左奥の集落の向こうに立つ帆柱からこの辺りがその河口付近であることが分かる。まず目に飛び込んでくるのは、風に激しく煽られる柳とその根元で風に翻弄される男の姿であろう。吹き飛ばされた笠をあわてて追いかける仕草と表情は何ともユーモラスである。画面右にも強風の中、慎重に歩を進める旅人の姿が見える。広重の作の中でも風の動きを着眼した珍しい作品といえる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09