解説
本作はカンヴァスの木枠にある記載から1947年7月にパリのマーグ画廊で開催された「1947年のシュルレアリスム」展の出品作と分かる。女性と思しき人物の顔とその上下に互い違いに向いた手が描かれ、さらに上下左右に引かれた輪郭線を境に黄色やオレンジ、緑をはじめとした配色がなされている。本作の背景は不明だが、スペイン語で忘却を意味する画題や本作制作の前年にマン・レイとジュリエットが正式に結婚していることなどから、過去の女性との決別というような意味合いで解釈できるかもしれない。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09