解説
鳳凰は古来中国で尊ばれた想像上の瑞鳥で、種々の動物の特徴が組み合わされた姿に表され、五色絢爛で青桐に宿り、竹の実をついばみ、永遠の時を生きるといわれる。こうした中国画の伝統的画題が日本に移入され、やがて日本独自の鳳凰図が吉祥の表現として定着するようになった。本図は雌雄一対の鳳凰が、左隻では竹と牡丹の組み合わせで、右隻では桐との組み合わせで描かれ、狩野派らしい太く力強い筆跡は、この屏風を勇壮で男性的なものにしている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09