解説
山深い滝の周囲を小鳥が数羽舞い遊ぶ様子が、墨の濃淡のみで巧みに描かれ、余白の部分に金泥がうすく用いられて華やかさを添えている。滝を中心として崖の上の松、滝壺やその近くの竹、土坡などを画面左手に集中させ、画面右手は大きく空間をとる。飛び交う小鳥の軽やかさとは対照的に、水しぶきを上げてダイナミックに落下する滝の姿は壮観で、桃山絵画の豪壮さとともに清涼感を感じさせる気品にあふれている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09