教訓親の目鑑 正直者 An Honest Girl, from the Series "A Parent's Moralising Spectacles"きょうくんおやのめがね しょうじきもの
解説
何かの願い事のためか、それとも愛する男との約束を誓うためか、一人の娘が一生懸命右手首にこよりを巻き結ぼうとしている。正直者と題された教訓の文章には、「神や仏への信心もよいが、日常の細々としたことで頼ったり、占ったり、行き過ぎてはいけない」との戒めが記されている。この頃から日常、占いやおまじないに没頭する女性が少なくなかったことが想像できる。歌麿の巧みな描写は乙女の純真な心を映し出すかのようである。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09