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解説

赤い色で均等に塗られたカンヴァスを鋭く切り裂く6本の線。裂け目はゆるやかに波打ち、その奥には漆黒の闇がひろがる。これは果して「絵画」なのか、それとも「オブジェ」なのか。答えはそのどちらでもない。フォンターナによれば、それは題名が示す通り「空間の概念」なのである。カンヴァスの断裂はそこに新たな空間を創造するとともに、切り裂くという行為が運動の軌跡となって、異なる時空間を演出するのである。

メタデータ

収録されているデータベース

東京富士美術館収蔵品データベース

日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。

2026/04/29