ベシエール元帥夫人 Portrait of Madame Bessières, Wife of Marshal Jean-Baptiste Bessièresべしえーるげんすいふじん
解説
ベシエール元帥は、フランスの帝国騎兵隊の最高司令官として活躍し、この絵が描かれた前年の1813年に名誉の戦死を遂げた人物。ナポレオンもその栄誉ある死を讃えている。亡き夫を偲んで黒いドレスに身を包み、城館の庭の夫の胸像を見つめるベシエール夫人。夫人の右手首のブレスレットには夫の肖像画が見え、若く美しい未亡人の悲しみと、深い愛情が伝わってくる。肖像画の名手ルフェーヴルの技が冴える名品。モデルのドレスを見ると、喪に服すためのものであるが、当時の流行であるハイウエストのスタイルが取り入れられていることが分かる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09