解説
生涯にわたって古典的な技法を高く評価し、アングルに限りない称賛を寄せたドガは、自らも線を絵画の生命とする画家であった。ドガは晩年になって、油彩やパステルを用いて踊り子を題材に数多くの名作を残している。特にパステルの作品は、ドガが最も得意とする線による速描により、これまでの堅実な制作の基礎の上に、より幅広い自由で多彩な表現を可能とした。この作品では、出番を待つ踊り子たちの微妙な動きが鋭敏で迫力のあるパステルの肉付けによって表現されている。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09