解説
元時代の龍泉窯では、イスラム教圏の食文化を反映して盤が大型化した。さらに明時代前期には、宮廷が景徳鎮と龍泉の両窯へ「様(よう)」と呼ばれる図面で器形や文様を指示し、「官器(かんき)」と呼ばれる宮廷用製品を製作させた。これにより、景徳鎮窯の青花や釉裏紅磁器と龍泉窯青磁に、共通する器形・寸法・文様の製品が生まれた。永楽年間(1403~24)に製作されたこの盤は、同時期の景徳鎮窯にも同様の器形・寸法の作例があることから、官器と考えられる。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09