解説
胴が強く張った蓋付壺は「酒会壺」と呼ばれ、酒を貯めておく器であったとされる。茎を模した摘みが付く蓮葉形の蓋に彫られた葉脈以外は無文で、清澄な青磁釉が美しい。南宋時代末期の類品が四川省遂寧市で発掘されたほか、縦方向の鎬が施された類品として、金沢貞顕(1333年没)の蔵骨器と伝えられる壺(横浜市称名寺蔵)や、新安沖沈船のものが知られている。古い木箱の蓋表に「碪酒會 共蓋」の墨書がある国内伝世例。
収録されているデータベース
東京富士美術館収蔵品データベース
日本・東洋・西洋の各国、各時代の絵画・版画・写真・彫刻・陶磁・漆工・武具・刀剣・メダルなど様々なジャンルの作品約30,000点の内、約2,000点を掲載。
最終更新日
2026/01/09